2015年03月19日

三寒四温

 3月になった途端、雨や風の日が多くなりました。本州の南岸を低気圧が通過するようになったためですね。寒さと乾燥ばかりの冬が終わるサインです。低気圧がもうちょっと北よりを通れば春一番かもしれません。もう少しですね。

 以前は天気にあまり頓着しませんでした。勤務医時代は病院と家の往復で、空を見上げる事もありません。いつのまにか夏が来て、いつの間にか冬になる、そんな暮らしでした。クルマ通勤でしたので、暑さ寒さに鈍感でしたし、真っ暗な車窓からの風景は一年中変わりません。気にする余裕もなかったというのが正直なところです。

 今は自転車通勤なので、ちゃんと天気予報を見ていないと帰りにズブ濡れになることも珍しくありません。季節が変わるごとに服装も、沿道の風景も、空も風も変わります。桜が咲き、帰り道が夕焼けになり、朝から陽に焼かれ、落ち葉を踏み、木枯らしに逆らって走ってます。

 カヤックや釣りで海に出ますが、遮るもののない海は陸と比べて風が強く急変しやすいです。出る前日は天気図とにらめっこです。しょっちゅうそんな事をしていると、門前の小僧のように素人なりに読めるようになります。まあ外れる事も多いのですが、良い方に転ぶならそれでもいいです。逆の場合、最悪生きて帰れません。冬山の遭難や海難事故のニュースを耳にする度に、怖いなと思います。

 花粉情報も天気予報で提供されますね。厳密には花粉の飛散予測などは気象庁の予報業務ではなく、環境省の仕事のようです。スギやヒノキの開花、花粉飛散メカニズムや、気象との関係も研究されているようです。天気や風向きによって飛散量は変わりますし、積算日照時間で飛散開始日を予測するので気象とは密接に関連しています。

 毎日見ていると、これまたどのくらい飛散するのか分かるようになります。毎年、花粉が飛び始めて最初にピークを迎えるタイミングがあります。その時ばかりは普段は空いている当院も混雑します。Xデイと呼んでいるんですが、来る人、来る人すべて花粉症という酷い日です。雨後の好天、南の強風、うーんこれはヤバいぞと思ってると翌日はXデイ。分かったからどうという事はないのですが、心構えはできます。

 最近打ち上げに成功した日本の気象衛星「ひまわり」は高精度のカメラを搭載しているんだそうです。カラー画像を観測する事が出来るようになり、これまで白黒で見分けられなかった雲と黄砂を区別できるようになるそうです。これを聞いた時に花粉は見分けられるんだろうかと考えました。そのうち衛星画像で花粉飛散情報が見られるようになるかもしれません。あまり見たくないですが。

 少なくとも新しい「ひまわり」でより精細な観測が出来るようになるそうです。それは主に台風や集中豪雨などの災害予測に非常に有効だそうです。東京でも異常気象を実感できる昨今です。精度の高い予報に期待したいですね。今のところ、「明日は雨だから外来はヒマだな」とか「天気がいいから釣りに行けるな」くらいしか役に立たない私の予測も少しは精度が上がりそうです。

 天気予報は当たって晴天でしたが、紫外線が強くなっている事を忘れて思い切り日焼けしてしまいました。大荒れの後の海岸で、おそらくは近くの川から流されてきた亀を見つけました。冬眠から醒めたばかりだったのでしょうか、とんだ災難だったでしょう。助けたら竜宮城に連れてってくれるでしょうか。

写真 2015-03-04 11 53 33.jpg
posted by kawagucci at 17:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする