2016年09月15日

渓谷のシャワー

 いつの間にか夏が終わってしまいました。ほっとしてる方も多いと思います。私は日が短くなり、空が高くなってくると寂しくて仕方ありません。

 このところ台風と秋雨前線で、お天気が良くないですね。季節の変わり目には必ず雨が降り、海が荒れます。そんなわけで、大好きな釣りにも行けていません。休日をぼうっと過ごすのは好きではありませんので、友人のレジャーに付き合うことにしました。

 キャニオリングと言って、山奥の渓谷で遊ぶアクティビティーです。滝に飛び込んだり、急流を体一つで流れ下ったり、ロープで谷を渡ったりスリル満点です。アドレナリン大好きな欧米人には以前から人気のようです。近年、日本でも盛んになってきたようです。

 あいにくの天気で時折雨がパラついていましたが、もとより濡れる遊びなので気になりませんでした。長年、急流に削られた上流域の岩の造形は美しく壮大です。話し声もかき消す水の力には畏怖を禁じえません。重装備で歩いていると息が上がりますが、冷たい渓谷の水が気持ちよかったです。

 岩の上から数m下の滝壺にジャンプするときの爽快感、見えない急流の先に身を任せる恐怖感とその後の達成感。思わず声が出そうな興奮に頭の芯までスッキリしました(翌日は筋肉痛で地獄でしたが)。

 滝壺に沈む時にうっかり片目のコンタクトレンズを流してしまいました。もう片目は大丈夫だったので問題なくツアーを続行できましたが、軽くパニックでした。街中ならともかく、足場も悪い川の中です。もう片方が心配で思い切り楽しめなくなってしまったのは残念でした。こんな時は本当に不便です。

 普段から釣りやカヤックの際には予備のレンズを携帯しているので、すぐに対処できました。もし可能なら自分に合った1Dayタイプのコンタクトレンズを用意しておくといいですね。遊びに行くときのバッグだけでなく、普段使う通勤用バッグにも常備しています。もし何かトラブルがあっても、痛いのを我慢して使わず交換したほうがいいですよ。

 水泳や他のマリンアクティビティーの際にはゴーグルを使用するので油断していました。基本的に水中で目を開けてしまったらレンズは無いものと思ってください。私のレンズは今頃、東京湾にたどり着いた頃でしょうか。

 2週間や1ヶ月交換タイプのソフトレンズ使用の方は、おそらく問題無いと思います。しかしハードコンタクトの方は違和感が大きいでしょうね。乱視の矯正が今ひとつなので、見え方で不満が出そうですし、何より扱いが慣れないでしょう。感覚的には半分くらいの方が使えません。

 ただこんなスポーツをやる時や、旅行、出張の際に便利です。そしてドライアイやアレルギーの時に、レンズへの影響を心配しなくていい。花粉症の時だけ1dayという方も結構います。本当にひどい時は1dayでもダメですが。

 水中で目を開けてしまうとレンズが流れるだけでなく、目が洗われる感じとなって違和感が残ります。以前も取り上げましたが、目を洗うのは前世紀のやり方です。洗ってしまうと粘膜の機能が落ちて、感染もアレルギーも増えるので止めておいたほうがいいですよ。

 まだ南海上には台風がいくつも待機しているようです。海に出られるのはお彼岸の後でしょうか。

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2016年07月28日

モンスター

 やっと梅雨明けしました。例年より遅く、やっと夏がやってきました。暑くて辛い夏ですが、日が長いというのは活動時間が増えて嬉しいです。何より海に一番いい季節です。とはいえ日中の炎天下は命の危険もある気温になります。脱水、熱中症にはくれぐれもご用心ください。

 子供達も夏休みになってプールなど楽しんでいるようですが、今年も「はやりめ」に気をつけてください。国立感染症研究所の動向調査では例年通り夏場のピークを迎えつつあるようです。去年のように秋から増えるかどうかはわかりませんが、お盆明けあたりがちょっと怖い今日この頃です。

 もう間も無く、リオでオリンピックが開催されますね。なんだか現地の治安やジカ熱の流行、テロへの不安もあって、わざわざ行こうという方は余りいないようです。安全な東京でテレビ観戦が一番でしょうか。

 ジカ熱の動向には注目しています。妊婦さんへの感染で小頭症になることは、よく報道されていることもあって皆さんご存知です。しかし目にも影響があることは余り知られていません(私も知りませんでした)。ジカ熱は発熱や発疹だけでなく、結膜炎を併発することがあります。眼科を最初に受診することも十分考えられるのです。そして妊婦さんへの感染では、赤ちゃんの18%に網膜の異常を合併するそうです。

 この網膜の異常は、どんな所見で、どんな影響があるのか、お伝えするほどの情報がまだありません。ただ既報によれば神経レベルの障害なようで、それなりに深刻で恐らくは視力予後にかなり影響がありそうです。障害が出てしまったら治せるレベルのものでは無いということです。

 やっぱり予防が大事なわけですね。ご存知のように、蚊に喰われないというのが最大の防御です。確かに日本から遥かに離れた地球の裏側ブラジルです。しかしアメリカや中国で発生すれば遅かれ早かれ日本にも入ってきます。オリンピックでは地球規模で人が動くので、どこで発生してもおかしくないと思います。

 代々木公園でデング熱に感染する人が出て、公園が閉鎖されたのは記憶に新しいです。同じ蚊の媒介する感染症がまた発生しないとは限りません。さすがに植え込みや池は厳重に管理されているそうです。しかし公園には一番気をつけなければいけない若い20代から30代ぐらいの男女がたくさんいます。そう、ポケモンGOですね。

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 皆さん夢中になってモンスター捕まえてます。でも藪の近くや池の近くでは蚊に気をつけた方がいいですよ。人間を一番、殺戮している生物は蚊だそうです。まさにモンスターですね。
posted by kawagucci at 17:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月10日

クーラー故障

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どういうわけか、クーラーがよく壊れます。新品にしてそれほど経っていないんですが…。部品手配まで修理が終わらないので、当分クーラー無しで待合室は暑いかもしれません。暑くなるというのに本当に間が悪いです。申し訳ありませんがご容赦下さい。

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それに加えて4月からずっとクリニックの入っているマンションが改装中です。足場が組まれ、すっぽり覆いに隠れてしまってます。ただの店子なので詳しい経緯は全くわかりませんが、7月まで続くようです。もともと古いマンションなので、そういう時期なんでしょう。

綺麗になるのはありがたいんです。しかし工事の音は喧しく院内では会話にもままならないことがあります。窓のすぐ外に人がウロウロしているのでプライバシーも問題です(診察室は暗幕があるので大丈夫です)。塗装の臭いが時たま漂ってきて、ずっといると頭痛がしそうです。埃が舞っているので、置いておいた自転車は真っ白に粉を被ってしまいました。

入口の階段も工事の対象になるようで、印が付いていました。すでに手すりにはビニールで養生されています。足の悪い方は気をつけてください。

現在スタッフ不足で色々とご面倒をおかけしております。欠員を補充すべく募集しましたが、思うように集まりませんでした。ちょうど花粉症の繁忙期から学校健診や区健診などでバタバタする時期です。やむなく区健診は予約制にさせていただきました。

何事も悪いことは重なるものですね。もう少しすれば落ち着くと思います。重ねて申し訳ございません。

梅雨の合間のように良いことがありますように。

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posted by kawagucci at 14:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月04日

おかげさまで8年目

 今年も桜が咲きました。クリニックは緑道の交点にあたるので、東西南北どちらに行っても桜並木です。沿線では中目黒が有名ですが、年々混雑がひどくなっています。静かに楽しむなら、呑川のほうがずっといいです。

 お約束のようになりますが、桜が咲くと開院記念日です。おかげさまで8年目となりました。あいかわらずですが、なんとかやっております。桜は毎年変わらず綺麗ですが、街は少しずつ変わっていくようです。新しい店がオープンする。駐車場にマンションが建つ。見慣れてたはずなのに、もう以前の風景を思い出せません。

 当院でも少し変化がありました。3月いっぱいでパートさんが辞職するため、このところ採用面接をしたり、つなぎの方を探したりとバタバタしております。もともと規模が小さく少人数で運営しているため、検査や診療に少し影響が出ております。なるべくご迷惑おかけしないように努力しております。しばらくは、日によって、できない検査などがあるかもしれません。来院される際は最新情報を電話でご確認ください。

 もともと混雑とは無縁の当院ですが、どうしたはずみか天気の都合か急に混み合うことがあります。人手があれば出来ることも、お断りしなければならないこともあります。また、例年6月から目黒区眼科検診が始まります。出来る限り受け入れるようにしてきましたが、現状では難しくなると思います。今年から原則予約制にすることとなりました。宜しくご了承ください。

 最近では人を探すのが難しくなってきました。景気が良くなって(本当に?)求人倍率が高くなってきているのでしょうか。労働人口が減ってきているんでしょうか。この業界が嫌われているのでしょうか。やはり私の力不足でしょうか。早く安定して良い医療を提供できるように努力いたします。

 花に嵐のたとえもあるさ。さよならだけが人生だ。(井伏鱒二)日が長くなって、真っ暗になる前に帰り道の夜桜が撮影できました。

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posted by kawagucci at 12:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月05日

工事中

現在、マンション外壁の改装工事中です。時々うるさいです。どうやら7月下旬まで続くようです。看板が隠れちゃってますが、診療しています。紫外線をブロックして暑さ対策にはいいのかな?

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posted by kawagucci at 08:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月03日

工事中ですが診療しています。

 ようやく暖かくなってきました。あまり暖冬だったような気がしませんが、気温のデータによると例年より暖かかったそうです。人間の感覚はあてになりませんね。数日寒い日があれば、暖かかった日のことなど忘れてしまうのかもしれません。

 眼鏡を新しくした時はよく見えますが、次第に慣れていきます。よく見えると欲が出るようで、次に新しくする時にまた強い眼鏡を希望されることがあります。十分遠くまで見えているのに、さらに強くしてしまうと過矯正といって強すぎの眼鏡になってしまいます。今まで見えなかったところが見えるようになると感覚的に嬉しいんでしょうね。

 そういう過矯正の眼鏡は、遠くが見える分だけ近くは見にくい設計です。風景はいいですが、屋内に入ると何処にもピントが合っていません。若い人なら頑張ればピントを合わせられるでしょう。しかしパソコンや読書など近くを見ていたら、気持ち悪くなったり頭痛を起こすかもしれません。

 説得して正しい度数に(弱く)すると、大抵は不平不満がでます。それまで見えていた遠くのちっこい看板が見えなくなるからです。本当は、そこは見えなくてもいいところです。目がいい人でも見えてません。でも一度遠くまで見える感覚に慣れてしまうと、それが許容できなくなります。クレームになることもあります。

 納得していただければ、次第に近くを見た時の疲れにくさに気がつくでしょう。見える見えないと違って、疲れる疲れないというのは数字になりません。自覚しにくいんです。本当に人間の感覚はあてにならないと思います。

 現在、クリニックの入ってるビルは外壁の改装工事中です。外側に足場が組まれていて、なにやらドリルや金槌を使う音が聞こえてきます。ずっと続くわけではありませんが、たまに診察中や検査中に邪魔になることもあります。どうしようもありません。7月末までの予定だそうです。

 暖かい日差しを浴びて南を向いて海を眺めていたら、すっかり日焼けしてしまいました。サングラスのせいで酷い逆パンダ状態です。皮まで剥けてきました。春スキーでもそうですが、すでに紫外線は強くなってきています。すっかり油断しました。皆様もこの時期は花粉だけでなく、紫外線にも気をつけてお出かけください。

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posted by kawagucci at 11:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月19日

虫取りは得意ですか

 春一番が吹いて、そのあと寒気が入ってと目まぐるしく陽気が変わる今日この頃です。毎年のことなんですが、春を待ち遠しく思う気持ちに振り回されてしまいます。

 この頃になると、受験が終わった学生さんが視力の相談に来院します。最近、その中で色覚検査を希望されることが増えた気がします。どこかで啓蒙活動でもしているのでしょうか。以前も取り上げたと思いますが、学校での色覚検査は10年前に廃止になっています。ちょうどその頃に入学した子供たちだと思います。

 誤解を恐れずに言うと、実は眼科医であっても色覚に関しては詳しくはありません。もちろん診断や分類などは理解しています。遺伝についても教科書に書いてあります。しかしその起源や意味まで踏み込んだ詳細については知らないのです。遺伝が原因で、治る「病気」ではないので興味が持たれにくいためでしょう。薬や治療方法が無いものは研究されにくいです。

 哺乳類の進化の過程で、夜行性になった際に一度色覚を失っていること。そして再び獲得した時に、熟した果実を見分けるために緑と赤が分離独立する形になったこと。そのために緑と赤の色覚の間で問題が起きやすいこと。そこまでは成書などで知っていました。しかしそれ以上のことは考えもしなかったというのが本音です。

 暇な時に(というか毎日のように)覗いているサイトの一つに、ナショナルジオグラフィックがあります。自然や動物オタクで知らない人はいない雑誌のオンラインサイトです。最近ここで東京大学の河村正二先生という方が取り上げられていました。

色覚はなぜ、どのように進化してきたのか
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/16/012700001/012700001/

河村正二研究室
http://www.jinrui.ib.k.u-tokyo.ac.jp/kawamura-home.html

 これがとても面白かった。私は歴史にも文化にも疎いですが、人類進化と書いてあるだけで読まずにはいられない進化オタクです。それだけで興味をそそられました。最初の方は目の解剖などの一般的なことについてなのでそれほどではありませんが、他の動物との比較、すなわち進化の話になると途端に面白くなります。

 色覚が発達した意味なんて、あった方が便利だからだと漠然と考えていました。しかし浅瀬の海など光線量が増減する環境だと有利だからだ、など考察が素晴らしい。

「ウナギとかサケみたいに、海と川を行ったり来たりするものもいますよね。彼らは、海にいるときはより短波長のセット、川に来たらより長波長のセットに切り替えたりするんですよ。網膜上に発現してくる視細胞が違ってくる、と」

 正直なところ、魚は色覚なんて大したことないだろうと思っていました。ルアーフィッシングを趣味にしていますが、光ってさえいればどんな色の鉛の塊にでも魚は食いついてくるからです。そんな魚たちが我々よりも多様な視物質を持っていて自在に操っていようとは。なめてました。こりゃ釣れないわけだ。

 話は6回にわたるのですが、眼科医にとって面白くなってくるのは霊長類、狭鼻類、そして人類に話が及ぶあたりからです。他の多くのサルは色覚の個体差が大きくないそうです。その方が生存に有利だからというのは想像に難くない。しかし我々人類だけはこのバリエーションが例外的に多いそうです。つまり「正常」といわれる色覚でない人たちが多い。

 その詳細については遺伝的な説明で、消化しきってない私が説明するよりサイトを読んでいただきたい。サルの研究の中で、正常とされる三色型よりも、そうでない個体の方が動くものに対して敏感であること。またカモフラージュなどを見抜きやすいことが観察されているそうです。

 章の最後の方にあった河村先生の考察が鋭く、とても感銘を受けたので転載したい。

「ひとつ考えられるのが、森林の外での狩猟です。3色型色覚はそもそも、霊長類の森林適応だとされているわけですから。ヒトは約200万年前、ホモ属になったあたりから森林を出てサバンナを主な生活の場にして、石器をつくって狩りをして生き延びてきた種であって、それはゴリラやチンパンジーとはまったく違う生態系であるわけですね。そうすると、狩猟において獲物はカムフラージュがかかっているし、狩猟をすれば自分も肉食獣に狩られるかもしれない。肉食獣はたいていカムフラージュがかかっているから、集団の中に2色型や明確な変異3色型の人がいることが、それぞれの生存に有利につながる可能性も考えられる。単に緩んだだけではなく、多様性のなかにメリットがあるんじゃないかという話です」

 私が「色覚異常」と告げた患者さんたちを前にして、なんにも言葉を継ぐことができませんでした。そんな居心地が悪い思いが一気に払拭したような気がします。我々が見ている色の世界は思っていたよりずっと多様で、それには意味があったんだと。

 河村先生は一般向けの本は出されていないようでした。ナショジオとインタビュワーの川端先生にお願いです。ぜひ本にしてください。

 私はいわゆる正常色覚ですが、自分で色覚検査をすると結構できません。もしかしたらギリギリなのかもしれません。服のセンスは悪いと言われていますし、黒と紺の靴下を履いて登校してしまうことなどしょっちゅうでした。

 こんな私ですが、子どもの頃に誰にも負けたことのない特技があります。「虫取り」です。生物独特の造形や、その陰影、左右対称性を見抜いて隠れている生物を見つけるのは得意でした。もう網を持って走り回ることはありませんが、夏休みを懐かしく思い出します。
 
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posted by kawagucci at 16:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月18日

また雪です。管理人さんが除雪してくれましたが、滑るので気をつけてください。明日は凍結しているかもしれません。まだ雨風も強いようです。0486E865-A321-4372-BB56-6353162138DE.jpg8CFFBDF5-9D37-4301-84E3-32BF5A23B8AA.jpg
posted by kawagucci at 09:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月12日

早くも1年

 遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
 
 やっと和暦と西暦を覚えたのに、また覚えなおしです。よく買い間違うので、診断書などで余計な修正印が増えて泣きたくなります。個人的に1年前を思い出すと感慨深いものがあります。去年は入院してました。あっという間で、もうすっかり忘れていました。おかげさまで無事に過ごしております。

 年が改まっても、去年の災厄を引っ張っているのが「はやり目」です。8月下旬から驚異的なペースで報告されているので、まだまだ続きそうです。この時期にこれだけの流行を見るのは稀だと思います。感染症の専門家に伺ったことがあるのですが、彼らでもアレルギーや他の感染症との鑑別は難しいとのことです。片目だけ目ヤニが多い場合や、周囲に怪しい方がいた場合、自分が家族などにうつさないように気をつけて下さい。

 正直なところ、私も既往症と所見からアレルギーと確信したのに、数日経ったら明らかにはやり目という恥ずかしい誤診も少なからず経験しております。このまま花粉症の季節に突入すると、ちょっと大変なことになるかもしれません。

 年末に内装工事などがありました。ブラインドカーテンの汚れが目立ってきたので、思い切ってロールスクリーンにしてみました。陽当たりが良い待合が、さらに明るくなったような気がします。また、入口の表示を少し変更しました。これまで土曜日を13:30まで開けていましたが、他の曜日同様、12:30までとしました。

 開院当初は、以前の勤務地などの患者さんのために土曜日の午後もやっていました。遠方の方も多かったので、当時は意味もあったのですが、ほとんどの方が転院されていきました。そこで一昨年夏に中止し、暫定的に少し長く開けていました。

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 今年は年末まで暖かい日が多かったので、12月には駒沢公園の梅が咲き始めてしまいました。現在では白梅まで咲き出す始末です。蝋梅より早いです。こんな年は雪が多かったりすることが多いですが、果たしてどうでしょう。

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posted by kawagucci at 15:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月27日

天守閣はるか

 名古屋の学会に行ってきました。休診でご迷惑おかけしました。むこうは暑くて汗が出るほどでしたが、帰ってきたら木枯らしが吹いていました。気温の変化に体がついていけません。

 学会や勉強会では、奥ゆかしく後方に座って目立たないようにしています。しかし今回は前の方で頑張って聞いてみました。単に見えなかったからです。

 私はコンタクトレンズユーザーですが、御多分に洩れず45歳を過ぎたあたりから老眼を自覚しました。コンタクトで遠くが見えるようにすると、目がいい人と同じように近くが見えなくなったのです。普通は老眼鏡を使うしか選択の余地はありません。

 しかしコンタクトユーザーにはもう一つ選択肢があります。コンタクトの度数を落としてしまうのです。そうすると今まで見えていた遠くの景色は見難くなります。ところが手元は再び見やすくなるのです。詳しい話は診察室でしますので、スマホや本で困っている妙齢のコンタクトユーザーはご相談ください。

 ともかく度数を落としてコンタクトを使っていたので、大きな学会場でスライドが全く見えませんでした。普段の生活ではそれほど困ることはありませんので忘れていました。確かに落とした直後は、夜間に自転車に乗っていて少し怖いと思いました。でもスピードを落とせば問題ありません。単純に視力だけの問題ではありませんが、0.8は見えています。

 釣りをしていても遠くの景色ははっきりしません。ですが手元で針に餌を付けられます。さすがに運転するときには以前と同じ(強い)度数を使います。近くを見る時は市販の老眼鏡をコンタクトの上から使います。市販のものは作りがチャチですが、ちょっと使う分には便利です。安いですしね。もちろん長時間使用するときは、目に合わせて誂えたものの方がいいです。

 ともかく学会場の時には一番前で居眠りもせずに勉強してきました。成果のほどは分かりませんが、役に立つ日が来ると信じております。

 金のシャチホコは輝いていましたが、そんなわけでよく見えませんでした。

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 9月ごろから季節外れのアデノウィルス感染症が散見されます。時期的にアレルギーと鑑別が難しいです(失敗しました)。気をつけて下さい。
posted by kawagucci at 15:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする